デトロイト兄弟メンバーによる『Dirty Money』談義(後編)
デトロイト兄弟のメンバーが、アルバム『Dirty Money』を振り返り、
曲ごとに想い出やエピソードを語る宴が催されました。

A…Detroit Akutsu
J…Detoirt Johnson
M…Detroit Master
H…Detroit Hatakeyama(途中より参加)

Shake Your Money Maker [words:Detroit Hatakeyama / music:Detroit Akutsu]
A:これは作曲が俺…
一同(笑)
J:これは誰が作曲者だか、ホントわかんない!
A:これはね、ここまで行くのに結構苦労したのよ。最初はCharの「スモーキー」みたいなパターンの曲だったんだよ。それをセッションでやたら繰り返してた。
J:そうそうそう。
M:チャッチャッチャッ、チャッチャッチャッ、ってね。
A:これじゃぁだめだなぁ…って思ってて。で、いわゆる「FOXXY」のパーターンを16ビートにした感じにして。「あ、これでいいじゃん!」って思って。で、まずイントロのリフを思いついて。その前の週まではずっと「スモーキー」のパターンでセッションしてて、翌週にあのイントロのリフを持って行って。イントロはマスターと俺でリフの掛け合いをしましょう、みたいな。
M:あったあった。それは、覚えてるなぁ。
A:で、これが現在の形になったとき、すぐ東京でレコーディングだったんだよ。だから、この曲は覚えてるうちにすぐに録ろう!って俺が言い出して。だから出来たばっかりだし、演奏の精度はメチャメチャ高いのよ。グルービーだし。みんな今より若いし(笑)
一同(爆)
J:俺はまだ20代だったしね(笑)
A:ビートがほとばしってるからね(笑)だから、ライヴで再現できなくなっちゃったっていう…
一同(爆)
J:何でライヴでやらないかっていうと、あのドラムを俺が叩けないから(笑)
M:叩けないんかぇ!(笑)
J:あの時の俺はすんごい上手いと思う(笑)特にみんなが入る前のハイハットだけの部分。
A:肩を揺らしながらチキチキやってるやつや(笑)
J:そうそうそう(笑)天才じゃないかと思うくらい。
一同(笑)
A:で「Shake Your Money Maker」ってう歌詞は、すでにハタヤンが持ってきてて、それに「Shake! Shake!」って入れようとか俺が言い出して。それと、ギターソロの後に「Shake!」ってアクセントを付けようっていうのは俺がレコーディング当日に言い出して。でも、あのアクセントは功を奏しているよね。天才アレンジャーだけあって(笑)
一同(笑)
J:あの部分の「Shake!」ってすごいドスの利いた声がすごい好きなんだけど。
A:「シェイ〜ク!」って?
J:そうそう。あれは誰の声?
A:間違いなく俺だよ(笑)
一同(爆)
A:あの部分もライヴで再現しづらいんだよなぁ…
J:だってみんな声高いもん。
一同(爆)
A:この曲はデトロイト兄弟初の16ビートの曲だよね。ジョンソンのドラムもいいし、マスターのベースもソウルフルだし、俺のカッティングも最高!
一同(爆)
M:まただよ!(笑)
J:まわりを持ち上げといて自分がかよ!(笑)でも、この曲は、俺のドラムはアルバム全編通して一番上手いね。
A:上手いよねぇ。俺はあそこが好きやわ。ギターソロ前の「ジャッジャッジャ〜、ジャッジャッジャ〜」の後の「トゥルトゥトゥルトゥル」っていうタム回しが。あれってハイタムとフロアタムが左右に振られてるから音が回ってカッコイイんだよね。
J:「ベイベベイベ」のところもイイよ。
一同(爆)
J:俺のドラムはあの時神がかっていたからなぁ。確か俺、3テイクぐらいしか録ってないんだよ。で「録り直したい」って言ったら菅井さん(レコーディングエンジニア)に怒られたんだもん(笑)
A:この曲は全員あんまり録ってないんだよ。だからトラック数が少ないの。で、ギターソロは後から中ちゃんが弾いてるじゃん?ギターソロでワウペダル使って弾いてもらったことで、ソロとそうでない部分の音色があまりにも違い過ぎちゃって、結局ハタヤンのパートを全編通して中ちゃんにワウペダル踏んでもらって。
J:またハタケヤマさん歌以外何もしてない!
一同(爆)

Lemon Tea [original words:Toshiyuki Shibayama / music:Makoto Ayukawa]
A:『Lemon Tea』をやろうって言い出したのは俺で、実はデモ音源があったんだよね。
M:デモ?あったっけ??
J:あぁ、あったね。
A:フロアタムをばんばん叩いてるやつ。で、しかも俺が歌ってるやつ(笑)
一同(笑)
M:あったなぁ、そういえば。
A:YMO世代の俺としてはこの曲はYMOにすごい近い曲なんだよ。スネークマンショーに入ってるし。だからその時割とYMOとかスネークマンショーとか聴いてたから選曲したんだと思う(笑)
M:ハタヤンおったら、これまたうんちくが始まるで。「(高い声で)これさぁ〜」って(笑)
一同(爆)
A:フロアタムを永遠に叩かせたり、テンポを遅くして重い感じにしたりとかっていうのは、カバーだから、シーナ&ロケットの「Lemon Tea」からちょっと離れたかったっていうのはあるんだよね。でもハタヤンの声の高さでシナロケに近づいていってしまったっていう…
一同(爆)
A:だから、俺この曲だけはヴォーカル録りの時にちゃんとディレクションしとったんよ。できるだけシーナが歌うレモンティーから離れてくれ、言うて。シナロケ忘れてくれ、って。本当は、アウトオブキーで歌って欲しかったんだけどね。ソロの後の高くなるところはちょっと細かくディレクションしたの。あそこの歌詞はハタヤンがオリジナルを考えてきてて。最後ダミ声で語尾を延ばす部分とかも「もっと大げさにやってみて〜」とか言ったりして。あと、できるだけダミ声で歌ってくれ、とかリクエストもしたなぁ。
J:俺、そのとき居なかったなぁ。
M:俺も。
A:歌があるカバーって難しいよね…。カバーしたり音源に残すっていう事に意味が欲しいし。
M:コピーやったらカバーする意味無いもんね。
A:演奏は…ドラムはすんなり終わったよね。
J:うん。確か3テイクくらい。
A:ベースもそんなに録ってないよね。
M:2テイクくらい。
A:俺も3テイクくらいじゃないかなぁ。ギターソロも3テイクくらいだよたぶん。で、中ちゃんが後からギターソロ入れてくれて。中ちゃんのギターソロの後に俺がギターソロをするってう、夢の師弟対決が!(笑)初めて音源として残ったわけですわ。「師弟対決」がね。
一同(爆)
A:それが俺にとっては想い出深いなぁ。仮テイクの時はハタヤンがギターソロ弾いてて。鮎川誠さんみたいなソロを。
一同(爆)
M:あったねぇ(笑)
A:ハタヤンがオリジナルで考えてきた歌詞っていうのは、好きです。
J:イェイイェイイェーとか?
一同(爆)
M:ま、太ってるなりに頑張ったよね(笑)
一同(爆)
A:だから、この曲もハタヤンはギター弾いてません!
一同「またかよ!!」(爆)

I don't wanna leave you [words & music:Detroit Hatakeyama]
A:この曲はね!
M:これはね!
A:この曲は深いよ!
M:大変でしたよ!
A:この曲が一番大変だったんちゃうん?
M:本人どう思てるか知らんけど!(笑)
A:ま、デトロイト・ハタケヤマ作曲の曲ではあるけれども…じゃぁ、一から行くか。まず、イントロは俺が作ったやん?
M:そう。
A:で、メインメロディーがあって、その後GからCに行こうとかは俺とマスターで決めた感じだよね。
M:そんな感じだよね。
A:ハタヤンが作ってきたのはずっと同じコードの繰り返しだったのよ。で、コードをCに昇らせるとその後の展開が作りやすいやん?
M:実際にサビはCになるもんね。
A:とにかくこの曲はジョンソンが全然納得しなくって大変だった(笑)
M:そうそう。そやね。赤鬼みたいな顔になってたもんなぁ(笑)
一同(爆)
J:「なんじゃこりゃ!」って(笑)
A:江戸っ子みたいになってたよね(笑)「こんな曲デトロイトでできるか〜!」言うて(笑)
一同(笑)
A:で何か、ハタヤンが大事にしてるリフがあって(笑)「(そのリフを口ずさむ)」って。
一同(笑)
M:「なななんじゃそりゃ!」って(笑)
J:俺はリハーサルが終わって飲みに来る度に「あれは必要はないでしょ?」って常に言って(笑)
一同(爆)
A:バッキングであってもいいんだけど、メインにしゃしゃり出てくるリフではないだろ〜みたいなね(笑)この曲はイントロが出来た時点で変わったよね。一気に。ね?マスター、ね?ね?(笑)
M:前奏…頭とケツね。
J:それで変わったのは…それは間違いないね。。
A:でも、さすがにハタヤンが作った曲だけあって、ハタヤンのギターソロはすんごくちゃんとしてるよね。
J:アルバムの中では一番イイと思う。この曲のソロ「だけ」は(笑)
一同(笑)
A:で、ちょうど良いところにハタヤン登場!!!!
H:おつかれっす〜。
M:丁度ハタヤンの曲の解説やで。
H:また、悪いときに来ちゃったなぁ(笑)
J:一番苦労したなぁって話をしてたんだよ。
H:いやぁ、本当にみなさんのおかげでね(笑)
J:これも曲が一人歩きしたと言っても過言ではないよ。
M:最初のアレ、何やったんやろ(笑)
A:でも、この曲好きな人多いんだよね。
H:そう言って頂けると。
J:ウチの弟がこの曲聴いたときに「この曲だけ時代が違う!」って(笑)
一同(笑)
H:ま、そういうのがあってもいいじゃないですか(笑)
A:サントラアルバムの全体として、この曲のポジションは「挿入歌」なワケだからね。『Lock On』が主題歌です、『赤い月の光』がエンディングテーマです、という感じで言えば。
H:うんうん。
J:とは言っても、ハタケヤマさんが「うんうん」っていう資格があるかどうか(笑)
M:うん、それはどうかと思うよ(笑)
H:俺は基本的にプレーヤーよりシンガーなんで。
J:出た(笑)
A:でも、この曲って昔はライヴでは全部英語で歌ってたよねぇ?違う?でも、ハタヤンは「始めから変わってないよ〜」って言い張ってて。
H:本当は変わりました(笑)
M:こんにゃろー!
A:何でここでカミングアウトすんねや(笑)
一同(笑)
M:ところで、何でベースソロがいんのん?
J:ベースソロっていうか、あそこがサビだから。
一同(笑)
A:っつーかあれがAメロなんじゃん?
一同(爆)

Rampage [music:Shigeo Naka]
A:サーフコースターズの『Rampage』は俺がやりたい言うて。サーフのカバーはデトロイト兄弟の音源として1曲は残したかったんですわ。中ちゃんにはお世話になってるし。で、アレンジはダンスホールレゲエをパンクにしたような解釈にして。実は音源として発表してない『His Factor』という曲もダンスホールレゲエのアプローチはあったんだけど、この『Rampage』で。
J:そんな曲もありましたね。
M:ね。
A:カバー曲って『Lemon Tea』にしても『Death of Mr. Monster』にしてもそうなんだけど、原曲があるから結構難しいじゃん?自分たちのバンドなりの解釈をどれだけ盛り込むかっていう。
M:ま、どんだけメチャメチャにするか、まったく違うものにするか、元の曲をどこまで生かすか、とかね。
A:実際にカバーしてみて、中ちゃんが「これはちょっと違うんじゃない?」とかそういう意見が無くて、「俺もこのアレンジで演奏してみたい」と言うてくれたから、良かったよね。
H:それは嬉しいよねぇ〜
A:で、ミックスではハタヤンのバッキングギターを全部消しました。
一同(爆)
A:ハタヤンが弾いてるのはギターソロだけです(笑)バッキングは俺です。
M:けど、あのギターソロは格好良かったよね。
J:特に後半ね(笑)。
M:君、頑張ったよね。そこそこツボをついてたから、あぁ〜ええんちゃうのん?ってね。
H:ありがとうございます〜(笑)
A:で、9月に『DirtyMoney』出たじゃないですか。中ちゃんがプロデュースしてくれて。プロデュースって言っても、いろいろ監視してくれてたわけだけど。こいつら、間違ってへんかな、みたいなね(笑)で、俺とジョンソンが、中シゲヲグループで札幌行ったときにMCで「今回デトロイト兄弟のニューアルバムにサーフコースターズのカバーを入れさせてもらった」って言うて。「で、今日の『Rampage』はデトロイト兄弟バージョンで演奏します!」って言うて。だから俺がマスターの見よう見まねで「デデデデー」って始めて。
一同(笑)
A:で、その『Rampage』の演奏は中ちゃんが、ちゃんと忠実にあのダブルチョーキングのギターソロ弾いてくれて。それが俺とジョンソンの深い想い出になってるわけですよ〜。
一同「ほぅ〜」
A:その後、中シゲヲグループって渋谷でも福岡でも大分でも新宿でも演奏してるんだけど、『Rampage』のデトロイト兄弟バージョンを演奏したのは札幌だけなんだよね。
一同「へぇ〜」
A:福岡と大分と新宿は、デトロイト兄弟が『Rampage』を演奏するからさ。
M:あぁ、そっかそっか。
A:俺は、自分がカバーしたバージョンを中ちゃんが弾いてくれるっていうのが嬉しくてさ。結構忠実に自分の曲のカバーをコピーしてくれて、感激したよ。嬉しくて仕方がなかった。
J:タモリのモノマネをしているコージー富田のモノマネをタモリがモノマネします、みたいなもんだもんね。
一同(爆)
A:明石家さんまのモノマネしてる原口あきまさのモノマネを明石家さんまがモノマネします、みたいなね。
M:もうええわ!!一緒やん!!
一同(爆)
A:去年の4月に新宿で中ちゃんが『目隠しミザルー』を演った時に、『Rampage』を初めて中ちゃんの前で演奏したんだよね?
M:そうそう。
A:そん時中ちゃんが「このバージョンで演奏してみたい!」って言うてくれたのが、念願叶って中シゲヲグループで演奏できたと。
一同(爆)
J:でも、嬉しいもんだと思うよ?
A:元が良い曲だからね。
M:お互いに嬉しいはずやから、相乗効果でイイ感じになってると思うよ。
A:とどのつまり、俺が中シゲヲの『一番弟子』として、中ちゃんの曲のカバーをしてあげた、と。
一同(爆)
M:何で上から目線なん?(笑)
A:で、中ちゃんにしてみれば、俺にカバーしてもらった、と。
一同(爆)
M:さらに上から目線やん(笑)
A:まぁ、冗談はさておき、サーフコースターズファミリーに属している限りは、やっぱり中ちゃんが物差しになるわけじゃん?で、このアルバムにはいろんな曲があって、「いいアルバムなぁ」とか「このバンドかっこいいなぁ」とか、思ってくれてればいいなぁと、思うワケですよ。
J:それでサーフのライヴ活動を再開しよう!と思ってくれればさらに良いんだけどね。
A:ライヴ活動を再開したら、サーフでこのバージョンを演奏してくれへんかなぁ〜。
M:それは贅沢ちゃうん(笑)

Roppongi Residense [music:Detroit Akutsu]
A:この曲は、ザ・ナンバーワンバンドの『六本木のベンちゃん』みたいな曲を作りたいなぁと思って作ったから『六本木レジデンス』になったんだけど(笑)、この曲がスカビートになったっていうのは最初からジョンソンにリクエストしてたかもしれない。
M:あぁ、そやね。
J:そうだね。
A:それはたぶん。。。そのときまたYMOを聴いてたんだと思うんだよね。。。『マルティプライズ』とか。高橋幸広氏の偶数拍の強いハイハットを聴いていたせいだな。きっと。
J:この曲はね、今よりももっとテンポが遅かったんだよ、最初は。で、インチキスカビートで今のバージョンになったと(笑)
A:この曲は、今でもライヴでやるとテンポが速すぎて左手ツルけどね(笑)
J:俺は未だに不安でしょうがない(笑)
A:俺、この曲結構好きだけどなぁ。。。
J:自分で作った曲はたいがい好きやん!(笑)
A:いや、俺はデトロイト兄弟が好きなの!!!(笑)他にエピソード無いの?!(笑)
M:この曲は初めっから冒険やったからね。スカビートが。
J:これは大分で録った(グリニッヂ)ケンタロウのバッキングが。
M:あぁ!そうや!ケンちゃん、見てる〜?(笑)
A:そやね〜。あとは、同じく大分で録った中ちゃんのギターソロが凄かった!!ケンタロウのバッキングと中ちゃんのギターソロは大分で録って、それ以外は東京で録り直している、という、このデジタル社会ならではの最たるものですな。
一同(爆)
A:あとは中ちゃんって16小節くらいギターソロがあると、8小節ごとに完結したソロを弾いてくれるから、ミックスでは、前半の8小節は2テイク目で、後半の8小節は4テイク目、みたいにして1つのギターソロにしてるんだよね。
J:それは言ってもいいのか?(笑)
A:で、この曲はデトロイト兄弟4人とケンタロウと中ちゃん、合計6人で演奏してるみたいになってるけど、CDにはハタケヤマさんの音が一切入っていません、というかまた演奏してません!
一同(爆)
H:一切参加してないので、何にも言えません!(笑)
A:だから、合計5人か。
一同(爆)
H:いやぁ〜、楽だった〜!(笑)
一同(笑)
J:俺はこの曲キツかった。クリックよりもケンタロウのバッキング聴かなきゃいけなかったし。大分でケンタロウは俺の癖に合わせたバッキングを弾いてるから、東京では俺の癖に合わせたケンタロウのバッキングに、俺が合わせなきゃならなかったから。
A:ケンタロウのバッキングは非常にいい音してるよね〜。デトロイト兄弟のサイドギターに迎えてやってもいいかな、っていうくらい。
一同(爆)

赤い月の光 [words & music:Detroit Akutsu]
A:さぁ、いよいよ。最後『赤い月の光』ですわ。この曲の作曲者は天才だね。間違いなく。
一同(爆)
J:そのコメントでこの曲は終わりでいいんじゃない?
一同(笑)
A:意外と作詞者も天才かもわからん。
一同(爆)
A:「敵か味方か計るモノサシも無く〜♪」やからね。
一同(笑)
A:この曲はアルバムの中では2番目に古い曲。
M:古いね。
A:『赤い月の光』は音源にならないんですか?なんて、ファンの方々にはずっと言われてた曲ですわな。
J:今のウチのバンドのキメ曲だからね。
A:そういえば、この曲PV撮りましたねぇ!
M:そうやそうや!
H:今年はそれを編集しないといけないね。
A:神田くん(PVカメラマン)呼んで、一緒に編集せなあかんなぁ。『赤い月の光』ってみんなにとってどんな感じ?最近になってハタヤンが「敵か味方か〜」の部分からハモるようになったね。
H:レコーディングの歌入れの時に入れようかなぁとも思ったんだけどね。
A:まぁ、あれはライヴバーションとして。歌っててすごく気持ちいいし。特にスモーキンブギでは。スモーキンブギでは自分の声ってモニタースピーカーからは全然聞こえてこないんだけど、店の壁面を反射して共鳴して聞こえてくるんだわ。
M:ほな、自分のイイ所をどんどん言って行こか。俺はあのベースラインね(笑)
A:俺はこの曲はマスターのベースラインありきだと思うよ?
M:。。。。。って言われると、黙っちゃう。。。俺。。。(笑)
A:この曲はヨーコが居たときからあった曲で、ヨーコ込みでライヴで一回演ったことがあるんだよね。あのときから、前奏を除くとサイズは変わってないですわ。「ラララ」の部分でブレイクを入れるようになったのは、サーフの10周年ライヴの時から。
J:そうだね。
A:最初大分で録って。気に入らなくて東京でもう一回録ったときに「ラララ」の部分を合唱にしたときは笑ろたなぁ〜(笑)
一同(爆)
A:中島みゆきかよ!ってね。
M:「シュプレヒ〜コ〜ルの〜波〜」ってね。
一同(爆)
A:(武田鉄矢のモノマネをしながら)加藤〜!松浦〜!ってね。

一同(爆)
A:今のデトロイト兄弟では非常に重要な曲、ですわな。曲位置とかも。この曲出すのはまだ早いでしょ、とか(笑)『キャデラック』前でしょ?とか(笑)リハーサルでも『赤い月』を演るのはまだ早い!とかね。
一同(笑)
A:そもそも、この曲は東京フェロモン用に書いた曲なんですわ。カトちゃんに歌わせることを前提に作ってたから、前奏のリフとコード進行だけが先にあって。だから、今のメロディーっていうのは後付けなんだよね、実は。あのメロディーでカトちゃんに歌わせたかった訳じゃなくて、このコード進行でカトちゃんが歌いやすいように勝手に歌って〜みたいな感じを想定していたのよ。
一同「ほぅ〜」
A:この曲はジョンソンが結構やかましかったね(笑)
J:そうかなぁ。。。そうだね(笑)
A:Cメロに行くつながりとかをアドバイスしてくれてたんだよね。
J:結構再三言ってたね。
A:マスターのベースソロは曲を作り始めて、最初っからあったしね。デモテープはなかった曲だよね。ドラムパーターンはこんな感じみたいなのをジョンソンに渡していて。
J:そんなこともあったかもね。
A:これはやっぱりマスターのベースラインありき。。。だなぁ。。。。
M:いやいやいやいや。
A:全体的に言うと、やっぱり天才作曲家、天才作詞家の。。。。
一同(爆)
A:歌に入って3小節目に曲のタイトル言うてまうしね。
一同(爆)
A:まぁ、あとはブログにも書いたけど、普通に聴いてれば、ウチの親父が最期に聴いた曲ですよ。デトロイト兄弟が大好きな親父やったからね。
J:作ったときはそんなこと微塵も考えないで作っていたのにね。
A:いや、でも親父は「歌入れろ!」ってず〜っと言ってたから、俺にしてみれば「どや!歌入れたったで!」みたいなのはあるよ。
J:ドラムを重ねようとか、ティンパニーを入れようっていうのもあったよね。
A:それは、今後オーケストラバージョンで、こうご期待!という事で。

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